かゆみ・カンジダ膣炎・細菌性膣炎
かゆみ・カンジダ膣炎・細菌性膣炎
ときどき、ご自分で判断されて受診が遅れるケースを目にします。
かゆみの原因はさまざまですが、代表的なものにカンジダ膣炎というものがあります。
これは性病とは異なり性行為が全くなくても発症するのが特徴です。
体力や免疫力の低下や妊娠、抗生物質の服用などが原因になることもあります。
カンジダはカビの一種(真菌症)で、かゆみや熱感がある場合は早目に受診した方が良いでしょう。
また、かゆみがある・赤くはれる・ただれる・痛い・できものがある・しこりがあるような気がするなどの症状がある場合は、違う病気が考えられます。
上記症状がある場合は、放置して治ることはありません。
早めに受診することをおすすめします。
検査方法
おりもの培養を行うことで検査できます。
検査に痛みはなくすぐに終了し、検査結果が出るまで1週間ほどです。
チェックリスト
※4つ以上あてはまる方は早目の受診をおすすめします。
- □膣やその周辺にかゆみがする
- □熱感やヒリヒリした感じがする
- □皮膚が赤く腫れている
- □発疹がある
- □おりものの量が増えたような気がする
- □おりものが白色またはクリーム色をしている
- □おりものがポロポロしている
- □体が疲れている
- □睡眠不足だと思う
- □ストレスを多く感じる
- □ピルや抗生物質を服用している
- □ナプキンやタンポンを長時間とりかえないことが多い
- □汗をかきやすい
- □排尿時・セックスの時に少しでも痛みを感じる
よくある質問
- 人にうつりますか?
うつる場合もあります。
症状が治るまで性交渉は避けた方が良いでしょう。 - 内診はありますか?
あります。
緊張して力をいれすぎたりすると膣やお腹が固くなるため、余計に痛くなってしまいます。
深呼吸してリラックスした状態で診察を受けていただくとあっという間に終わってしまいます。 - どんな薬を処方してもらえるのですか?市販のものと同じですか?
抗生剤含有膣錠とクリーム、あるいは内服薬もございます。
市販の薬とは違います。膣錠は、睡眠前に一錠を指で膣内に入れていただきます。
市販の薬で悪化する場合もありますので、早めの受診をおすすめします。
再発を繰り返す場合、内服のお薬を処方することで、再発しにくくなることもあります。
- 理事長・院長
- 瀧澤慎
- 診療科目
- 産科(分娩なし)、婦人科
- 住 所
- 東京都港区高輪3-8-17
メディカルプライム高輪3F - アクセス
- 都営浅草線 高輪台駅から徒歩1分
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