生理痛（月経困難症）・子宮内膜症

生理痛がひどくて寝込んだり、鎮痛薬を飲まないと仕事や日常生活に差し支えたりする場合を、月経困難症と呼びます。
月経困難症には、原因が明らかではない場合(機能性月経困難症)と、子宮筋腫など何らかの病気がある場合(器質性月経困難症)があります。
最近生理痛がひどくなったり、生理ではないときにも下腹部が痛いという場合は、早めに受診してください。
月経困難症の代表的な病気に子宮内膜症があります。
１０代、２０代から見られますが３０代、４０代と年齢とともに症状は悪化していきます。
子宮内膜が月経血としてうまく排出されず体の中に溜まってしまい、ほかの臓器や組織と癒着を起こしたり炎症を起こしたりしてしまうことをが原因です。
生理痛や腰痛、排便痛などを引き起こします。

よくある質問

• どんな薬を処方してもらえるのですか?市販のものと同じですか?
  鎮痛剤やピル(ホルモン剤)、漢方薬などがございます。
  症状などを聞きながら相談して決めましょう。
• 生理中でも診察していただけますか?
  可能です。
  ただし多量の場合は、検査日を変更することもございます。